珈琲物産會 出店者紹介「イトウコーヒー本店」

コーヒー!コーヒー!イトウコーヒー
イトウコーヒーさん @i.c.s.coffee は1951年創業、今年で71年目を迎える名古屋の老舗ロースター。
業務用を中心に地域に愛されるコーヒーを目指して、喫茶黎明期から名古屋のコーヒー文化を支えてきた会社です。

名古屋市東区にあるイトウコーヒー本店は焙煎工場から直送される新鮮なコーヒーをはじめ、その場で焙煎できるスペシャルティコーヒーを扱う直営店。
店長の奥田直也さんのオススメは2020年にリニューアルした「カラコールブレンド」。カラコールとは3~5%しか収穫できない希少な丸豆(ピーベリー)のことで、ころんと小さな形からスペイン語で「カラコール(かたつむり)」と呼ばれています。

創業者がコロンビアのナリーニョ地方のカラコールに惚れ込み、「でんでん虫という名の珈琲 カラコールブレンド」として発売して以来、30年以上愛され続けてきました。
2020年その慣れ親しんだ味を見直し、8種類の豆をブレンドして新たに生まれ変わった「カラコールブレンド」。パッケージもシンプルながら目を惹くデザインに刷新!炭焼珈琲・ブレンド・ストレートの3種類から選べます。

もう一度カラコールブレンドと向き合い、ひとつの目標を達成できたことで、イトウコーヒーの歴史と伝統という芯となる部分を改めて実感できたと語る奥田さん。
今年、お店の前にカラコールがいつでも買える「コーヒー豆の自動販売機」を設置!全国でも数ヶ所しかないコーヒー豆自動販売機のなかでも、ペットボトルで販売するのはイトウコーヒーさんだけ。
「ペットボトルなのに、そのまま飲めないコーヒー!?」としても話題になっているそうです。

お店のもうひとつのオススメはその場でできる生豆焙煎。オリジナルブレンドからスペシャルティコーヒーまで常時15種類程度の豆が揃います。最近の人気はカフェインレスコーヒー、小さな子どものいるお母さんや、夜にコーヒータイムを楽しみたい人が買い求めていくそうです。

また、創業70周年を記念してオリジナルコーヒー缶やマグカップなどを使いやすいサイズ感で復刻。昔のものを大切にしながらも、今の暮らしにちょうど良いコーヒーグッズを提案しています。

12月18日の珈琲物産會ではカラコールづくしを出品!
カラコール(ブレンド/ストレート/炭焼珈琲のいずれか1種類)
コーヒー豆200g+ドリップバッグ1個セット

幅広い世代のコーヒー好きに届けたいイトウコーヒーさんのコーヒー豆。
懐かしくも新しい味わいがこれからも名古屋のコーヒー文化を支えていきます。

珈琲物産會 出店者紹介「CafeOne」

名古屋市中区丸の内。地下に続く階段を降りるとそこに日常に寄り添うカフェ【CafeOne】@cafeone_nagoya_marunouchiがあります。
店内は広々としてとても落ち着いた雰囲気。カウンターには数々のトロフィーや盾が並んでいます。これらは一体何なのか聞いていきたいと思います。

waCafeOneさんは「Only Oneなカフェに」という想いを込めて東京の自由が丘に開業(現在はcloseしています)。その後、名古屋市千種区本山に2号店を開き、現在はこの丸の内に移転して東京から数えて15年目を迎えました。マグカップには犬(ごんたさん)をモチーフにしたデザインが描かれており、東京の店舗には、看板犬もいたとのことです。

カフェを選ぶとき、そのときの気分で、ご飯なら、スイーツなら、コーヒーなら、とお気に入りのお店があると思います。
そのすべてのニーズを満たせるように心を配られたメニュー構成。
ランチは毎日来ても飽きのこない日替わりメニュー。季節ごとに変わるスイーツもすべてお店で手作りしています。
コーヒーはカフェラテとの相性にこだわり、焙煎の段階から開発に携わった豆楽さんの豆。コーヒーとミルクの一体感をしっかりと味わえます。
カフェラテへのこだわりはお客さまを楽しませる見た目にも現れています。
店長の高山さんをはじめ、ラテアートの世界大会で入賞経験のあるスタッフが在籍しており、カウンターにずらりと並んだトロフィーや盾はその輝かしい受賞歴の証でした。

定期的にラテアートの大会やマルシェを開催しており、それも訪れる人を飽きさせない秘訣です。
店内やメニューが洗練され、居心地の良いCafe Oneさんは都会のオアシスのような存在でした。

今回、珈琲物産會に並ぶのは、高山店長が作るスイーツセット。名物の動物クッキーは可愛く、美味しく、必見です。

珈琲物産會 出店者紹介「.N」

.N(ドットエヌ)さん @dot.n_coffeerosters はオープンから9年目を迎える今年5月、店名を《波家》からリニューアル。ドットはひと区切り、エヌは愛着のある波家の頭文字であり新しい波《NEW》という意味を込めました。

コーヒー片手に軽やかに自転車に乗る人、ちょっとレトロなイラストの看板。
「.N」と描かれた扉を開けると、富士ローヤルの1kgの焙煎機が目に入ってきます。
もともと実家が喫茶店を営むオーナーの千葉剛功さんは、根っからのコーヒー好き。自然にコーヒーの道へと進み、さらに自分で焙煎する道を選びました。
焙煎はあらかじめ決まったゴールのない作業。その時々に仕入れた生豆と向き合いながら、自分の目指す味に近づけていく作業はとても奥深く面白いと語ります。

アメリカの古き良き時代のビンテージ家具や小物たちに囲まれた店内。コーヒーカップはファイヤーキング、チョコレートがちょこんと乗っている器もアンティークの焼き型、すべてに千葉さんのこだわりが詰まっています。

昔と今の店名に込めた《波》という言葉には心や体の「リズム」という意味があります。
季節の野菜や果物を食べて体のリズムを整えたり、人とふれあうことの大切さ。
お店のある地域、名古屋市天白区を拠点にしているお店のオーナーやアーティストと連携を深めて何か面白いことができないかと考えているそう。人とふれあうことが大好きで愛嬌のある千葉さんならではの活動だと思います。

看板メニューのクリームケーキサンドは苺・栗・シャインマスカットなど季節のくだものをたっぷり使った《片手で食べられる》ケーキ。自家製天然酵母のパンと野菜たっぷりのスープセットはオープン以来息の長い定番メニュー。さらにリニューアル後からはじめたという「今月のカレー」は季節の野菜&香辛料をたっぷり使ったこだわりの味。朝から注文する人もいるくらいの人気ぶりで、今月は大根とポークのカレーです🎶

千葉さんは自分の目と舌で選んだスペシャルティコーヒーをその個性に合わせて煎り方を変えて、若い世代から年配の方までさまざまなお客さまの要望に応えられるようにしていると語ってくださいました。
それは珈琲博覧日《珈琲物産會》がテーマに掲げる《コーヒーの多様性》と同じ。
コーヒーは嗜好品だからこそ人の好みはさまざま、浅煎りから深煎り、ハンドドリップにエスプレッソ、レトロ喫茶から自家焙煎店までいろいろ選べるからこそ面白い。
珈琲博覧日《珈琲物産會》は自分の好み、贈る方の好み、季節、味わう時間…その場面にぴったりなコーヒー選びを楽しめる一日を提案します。

.Nさんの珈琲物産會出品内容はまだ秘密
12月18日の会場でぜひお確かめくださいね。

珈琲物産會 出店者紹介「共和コーヒー」

今日はコーヒーのある暮らし🎶
共和コーヒーさん @kyowacoffee は1960年創業、さまざまなニーズに応じたコーヒーをお客さまとともに考え提案し、コーヒーのある暮らしを支えてきた老舗ロースター。炭火焙煎コーヒーのパイオニア的存在です。

25kgのPROBATを炭火焙煎用として独自に改良した世界でひとつの直火式炭火焙煎機を使用。世界中から厳選した生豆を研磨機にかけて不純物を取り除くところから始まります。このように生豆を「研磨」する工程を目にするのははじめて!表面をさらりと研磨するだけなのですが、仕上がりには大きな差が生まれるそうです。

そこから生豆をセットし、いよいよ焙煎スタート。炭火焙煎の難しいところはなんと言っても火加減を安定させること。焙煎機に取り付けられた熱源・釜・排気の3つの温度計を慎重に確認しながら、炭を投入したり風を送って火加減を微調整していきます。使用する炭は生産者も指定するというこだわりの「紀州備長炭馬目小丸」、叩くとキーンと響く金属音がして硬さと品質の高さが伝わってきます。

焙煎が進み水分が抜けてくるといよいよハゼが近づいてきます。炭火はガスに比べて温度が低いため、じっくりと長時間かけて焼き上げることも特徴のひとつ。炭火の効果で豆の中からふっくらと火が通り、表面だけが焼けることを防ぎます。

いよいよ焙煎完了!湧き上がる蒸気とともにザーッという音を立てて焙煎豆が排出される様子はまさに圧巻!豆の表面がオイルで包まれたつややかな炭火焼焙煎コーヒーが仕上がりました。

実際にいただいてみると切れのある喉越しの良さに驚き!「炭火」というイメージから苦いだけのコーヒーなのでは?などとは言わせない、ふくよかな香りと甘みが広がり、その1杯がまさに至福の一杯となりました。

炭火焼焙煎珈琲だからという理由だけで敬遠されたくないと語る三代目の村田恵美さん。
多様なコーヒーの焙煎や楽しみ方があるからこそ、一度飲んで確かめて欲しい。「炭火=苦いだけ」とはまったく違う価値観がそこに生まれます。
手間暇かけて作られる炭火焙煎はまさに職人の技。ストレートでもブレンドでも美味しいコーヒーを目指して日々進化し続ける炭火焙煎の世界の奥深さを体感しました。

◉12月18日 珈琲物産會 出品内容
備長炭で焙煎した炭焼コロンビア ナリーニョ 200g

珈琲物産會 出店者紹介「OVERCOFFEE」

鉄の扉を開けると照明を落とした店内に静かに流れるJAZZ。名古屋市から西へ約16km、津島市にある @overcoffee_official OVERCOFFEEさんはコーヒー豆やコーヒーグッズのセレクトショップ。コンクリートの壁にはドリップバッグやオリジナルタンブラーやキャニスターなどオリジナルグッズがすっきりと配され、オーナーの今田好宣さんが自ら足を運んで選び抜いた美味しいものが集められています。

OVERCOFFEEさんは「美味しいコーヒーをもっと身近に」という想いを込めて2015年に開店。地元にスペシャルティコーヒーのお店がなかったため、きっと自分と同じように美味しいコーヒーを飲める場所を探している人がいるはずと思いからこの場所を選びました。

とかく敷居が高いと思われがちなスペシャルティコーヒー店を身近に感じてもらうため、コーヒー初心者にも気軽に体験できるようなライフスタイルを提案。例えばはじめから高い道具を全部揃えるのではなく、まずはドリッパーとペーパーさえあれば大丈夫!それよりもとにかくいろいろなコーヒー豆を試して、自分好みのコーヒーを探すことのお手伝いをしたいと今田さんは語ります。

コーヒーに限らず美味しいものが大好きという今田さん。津島店のほかに、コーヒー&クラフトビールスタンドの金山店、クラフトビールや食品雑貨のカジュアルギフトが揃うSTOCKSTOREがあります。
“コーヒーを飲みながら”という意味を込めた「OVERCOFFEE」という店名通り、暮らしに寄り添うコーヒーの楽しみ方や選び方を提案してくれるお店。ふらりと訪れて思い思いの時間を過ごしたい…そんなとっておきの場所です。

珈琲物産會 出店者紹介「カミノコーヒー」

伊勢市駅から伊勢神宮外宮へまっすぐと続く参道。その脇道をちょっと入ったところに @caminocoffee.roaster カミノコーヒーさんはあります。築50年以上の古民家をシンプル&モダンにリノベーションした店内。開け放たれた入口から奥までがすっきりと見通せる空間で、大きな窓からはやわらかな日差しが差し込んでいます。

“カミノ”はスペイン語で“道”という意味の言葉。道はすべてつながり、そしてお客さまともつながる…そんな想いで名付けられました。この伊勢に転居地を求めて訪れた時、神宮の森と信仰の歴史に培われたあたたかい雰囲気にすっかり魅了されたというオーナーの植田大吾さん。2017年に開業、参宮に訪れる観光客はもちろん、地元の人にも愛されるお店となっています。

お店の奥には今年の春に設置したばかりの真っ白な焙煎機「DIEDRICH IR-5」。もともとイタリアンの料理人だった植田さんの焙煎は詳細なデータだけに頼るのではなく、スープや肉料理を仕上げていくように五感を使って自分の味を求めていく手法。料理人だけあって鋭い感覚を持つカミノコーヒーさんのコーヒーはそれぞれの素材を引き立てるような味わいの深さを感じさせます。

12月18日の珈琲物産會では「コーヒー豆100g+カミノオリジナルバッグ」を出品、珈琲物産會だけの限定品です!来年春に企画している珈琲博覧日2022の出店もとても楽しみにしてくださっている植田さん。「コーヒーを通じてホッとしたり楽しめる一日になるといいですね」と語ります。

ぜひ伊勢にお越しの際は、ぜひカミノコーヒーさんを訪れてみてくださいね🎶

珈琲物産會2021

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「珈琲博覧日」が一日だけのインストアイベント「珈琲物産會」を開催します!珈琲博覧日出店予定者のコーヒー豆・ドリップバッグ・焼き菓子・グッズなど、この日だけのスペシャルな商品が勢揃い。人気のコーヒーグッズがもれなく当たるお得なセットもご用意しております。

また、ものづくりカフェ FabCafe Nagoya ならではの自分だけのコーヒーオリジナルグッズが作れるワークショップも一日中開催!クリスマスや年末年始休暇が待ち遠しいこの季節。ゆったりとしたおうち時間のコーヒーライフを充実してくれる珈琲物産會にぜひお出かけください。

 

イベント中止・延期のお知らせ

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2021年9月25日(土)に予定しておりました珈琲博覧日2021ですが、愛知県を含む全国に発出されている緊急事態宣言延長の可能性と、来場者の皆さまの安全を鑑み、残念ながら中止することといたしました。

前売りチケットをご購入いただいた皆さまは全額払い戻しいたしますので、ご購入店にお申し出いただくか、ご来店が難しい場合は珈琲博覧日実行委員会までご連絡をいただければご返金手続きをいたします。

◎前売りチケット返金お申し込み
珈琲博覧日実行委員会
info@onedaycoffeeexpo.com

イベントを楽しみにしてくださっていた方、出店者の皆さま、スポンサーの方々にご迷惑をお掛けいたしましたこと心よりお詫び申し上げます。

今回のイベントは中止の決定をいたしましたが、日程は未定ですがあくまでも延期と考えております。
皆さまと安心して楽しめる日が訪れましたら、よりバージョンアップした内容で開催したいと思います。

また、大規模イベントは難しい時勢ですが、オンラインを含めコーヒーにまつわる小さなイベント企画はいろいろと考えております。
コーヒーを愛する皆さまとつながり、コーヒーを一緒に楽しめる日を心待ちにしております。

今後とも珈琲博覧日をよろしくお願い申し上げます。

プレ博 第3弾 Melitta day report

珈琲博覧日 プレ博 第3弾「Melitta day」が無事に終了しました。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

第1回からすべてのプレ博にご参加いただいた方が3名も!期待度の高さに身が引き締まる思いです。
「奥深いフィルターペーパーの世界」と題してお届けする今回のワークショップ。メリタのなみなみならぬフィルターペーパーのこだわりを語り尽くします。

メリタは今ではお馴染みとなったペーパードリップシステムを世界ではじめて考案。それまではコーヒーの粉をカップに入れてお湯を注ぎ上澄みだけを飲んでいたそうです。1908年にメリタ・ベンツが愛する夫のために、穴を開けた真鍮製の容器にペーパーを敷いて粉を入れ、お湯を注いでドリップしたのが始まりなんだとか。ひとりの女性のアイディアがその後のコーヒー界で支持され続ける発明を生み出すとは素晴らしいですね!

日本ではフィルターペーパーやコーヒーフィルターの企業として知られているメリタですが、フィルターペーパーの高い技術から掃除機のフィルターや壁紙なども手がけています。

最初はそれぞれのテーブルに用意された数種類のフィルターペーパーを破ってテストする体験!
フィルターペーパーを破ってみるなんて初めてのこと。恐る恐る手に取り、いろいろな方向から破ってみる参加者。実際に破ってみると、どの方向でも破れるものと、一方方向にしか破れないものがあるのが確認できます。メリタのフィルターは繊維の流れがない《無指向性》なので破れにくいのが特徴。コーヒーがムラなく安定して抽出されるよう考えられているのです。

そんなメリタのフィルターペーパーをすべて詰め込んだ「グルメ」フィルターを紹介。フィルターの表面に浮き出るS字模様。アロマプラスという独特の濾過システムで香りやアロマを最大限に引き出します。
続いては《メリタ グルメペーパー、メリタ エコブラウンペーパー、100円均一 ペーパー》という3種類のフィルターペーパーで淹れたコーヒーを目かくして飲み比べ当てる飲み比べ体験。皆さん、違いを当てられたでしょうか!?

次はメリタ式コーヒーフィルターの歴史を振り返りながら、変遷を辿ります。1932年にはすでにリブ付き円錐型のコーヒーフィルターが開発、1963年には現在もメリタの代名詞である1つ穴が登場しました。メリタの歴史はコーヒー文化の歴史といっても過言ではなく、誰でも手軽で美味しいコーヒーをというあくなき探究心が今も受け継がれているのがわかります。
続いて1990年の発売以来愛され続けロングライフデザイン賞を受賞した「アロマフィルター」の紹介。ある程度技術が必要とされるハンドドリップを、お湯を一定量注ぐだけで美味しいコーヒーが抽出できる器具に進化させたコーヒーフィルター。誰でもハンドドリップで安定した味わいが引き出せるため、コーヒーファンにずっと支持され続けています。

最後はプレ博を締めくくるのにふさわしい《メリタ、カリタ、ハリオ》というそれぞれの特徴を持つ3社の抽出器具を使い、ハンドドリップで飲み比べ実験!器具の違いはもちろん、同じ条件で2度抽出することでの安定性も比較しました。味わいの違いをお楽しみいただけたでしょうか。

コーヒーは嗜好品のため、どれが正解というのはありません。どの器具にも良さがあり、人それぞれに好みがあります。コーヒー豆自体も焙煎されてから日々変化していくため、ずっと同じ味わいや香りではありません。
だからこそ、自分に合った器具やコーヒーを探し見つけることは暮らしをより豊かにしてくれる楽しみだと思います。

珈琲博覧日はコーヒー好きの方にも、これからコーヒーを始めてみたい方にもコーヒーのさまざまな楽しみ方を伝えるワークショップやイベントをこれからも続けていきます。

プレ博 第2弾 Kalita day report

珈琲博覧日 プレ博 第2弾「Kalita day」が無事に終了しました。
ご参加いただいた皆さま、ご参加ありがとうございました。

今回は第1弾「Hario day」のリピーターの方にも多数お申し込みいただき、和やかなムードでスタート。
最近ハンドドリップのコンテストでも使用されるなど、プロの間でも話題の「ウェーブドリッパー」。ウェーブドリッパーはドリッパーにはリブ(溝)がなく、20個のヒダを持つウェーブフィルターがその代わりを果たす仕組み。ドリッパーの底は平らになっており、カリタ式の特徴である3つの穴が空いています。

ウェーブドリッパーは底が平らなため、少ないお湯の量でも粉にお湯が行き渡り、効率よく蒸らせるのが特徴。そして、ドリッパーとフィルターとの接触面が少ないため、注いだお湯が偏らずスムーズに抽出できるように設計されています。
そのため、1人分で粉の量が10gと少なめに感じますが、酸味と甘みをしっかり感じさせながらも雑味のないすっきりとした味わいを楽しめます。
1杯分は粉の量が少なく、安定した味わいを作り出すのが難しいと思っていただけに、器具選びによってここまで差が出るのは驚きでした!

そしてもうひとつのポイントがコーヒーグラインダー「ネクストG」。これまでのグラインダーの欠点だった粉の飛散を静電気除去装置搭載により激減!これまでグラインダーは手挽きミルより簡単だけどお掃除が意外と大変と思っていた方にはオススメしたい商品。メッシュ(粉の粒度)も安定しているので、細かく自分好みのメッシュを試して設定することができます。見た目もスタイリッシュなのでインテリアとしても素敵ですね!

当初は抽出は一度だけの予定でしたが、時間が余ったので皆さまのご要望により二度目も体験!ウェーブドリッパーと同じデザインの「SSW ケトル 1000」、昔ながら定番で使いやすい「SS ケトル 700」の両方をお試しいただくことができました。

最後にFabCafeさんから参加者の皆さまに向けたメッセージ。今回の体験で得られた驚きや発見で、普段のコーヒー生活の視点が変わり、いろいろ試してみたいと思うことこそが大切だということ。
珈琲博覧日のワークショップが皆さまのコーヒーライフに少しでも貢献できればとても幸せです。

次回は8月28日(土)、プレ博の最後を飾るMelitta day!今では当たり前となったペーパードリップシステムを1908年に考案したメリタが追求し続ける、奥深いフィルターペーパーの世界を体感していただきます。

参加申込みはFabCafe Nagoyaまで。お申し込みはお早めに!

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