珈琲物産會にご来場いただき誠にありがとうございました

珈琲博覧日が企画する初のインストアイベント【珈琲物産會】が無事に終了いたしました!
前日から当日の朝にかけて雪がちらつき、手足も凍るような寒さのなかでしたが、時折晴れ間ものぞく穏やかな晴天に恵まれ多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。

FabCafe Nagoyaの営業時間に合わせて9時にスタート。出店店舗のファンの方をはじめ、シバフヒロバを散歩していてたまたま入ってこられた方、珈琲博覧日をずっと応援してくださっている方など年齢層も性別もさまざま。柔らかい日射しが差し込むあたたかい店内でゆっくりと商品を選んだり、スタッフとコーヒー談義に花を咲かせたり、ゆったりと長い時間を過ごされる方がとても多かったのが印象的でした。夕方からのお客さまも絶えず、閉店ぎりぎりにどうしても来たかったから!と飛び込んでくださった方までも。おかげさまでご用意した115個の商品はほぼ完売!協賛企業のKalita、Melittaのコーヒーグッズも沢山の方に選んでいただきました。9時から20時と長時間にわたるイベントでしたが、皆さまの笑顔に支えられてスタッフ一同、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。あらためて深く感謝申し上げます。

9月25日に企画していた珈琲博覧日2021がコロナウイルス感染拡大の影響で中止になってから、どのような状況下にあっても安心して皆さまに楽しんでいただけるイベントのかたちを模索してまいりました。

物産會【ぶっさんえ】とは
江戸時代後期に本草家によって行われた薬種や産物を集めた特別な展示会。
物産會は新たな動植物や鉱物などを発表する場であり、互いに評価をするきっかけとなりました。
物産會はその後、より広義の意味合いを持つ博覧会へと発展していきます。

その歴史になぞらえた珈琲の物産會を企画し、珈琲博覧日出店予定者だった方々に声をかけて11店舗が参加を表明!自家焙煎店・カフェ・セレクトショップなどさまざまなお店が集まり、珈琲博覧日がテーマとして掲げる「コーヒーの多様性」を具現化するようなかたちとなりました。

一般的なマルシェではそれぞれのお店が自分の商品を売るのが当たり前ですが、珈琲物産會では商品のみを預かり、当日のスタッフが販売するという形式を取りました。
私たちにとってもはじめての試みでしたが、各店舗の特徴や商品の魅力をお伝えできるように、実際に各店舗の取材を重ねみずから実感したことを、自信を持ってお客さまにお伝えできるようにスタッフ間で共有。あらためて魅力的でお買い得な商品を提案してくださった出店者の皆さまにも感謝申し上げます。

そしてもうひとつのテーマが「コーヒーとものづくり」。会場となるFabCafe NagoyaがUVプリンタやレーザーカッター、刺繍機などを備えるものづくりカフェであることから、コーヒーとものづくりを同時に体験できることを考えて企画したのが「HARIOスティックボトルに文字入れ&自分で淹れたコーヒーを入れて持って帰ろう」というワークショップでした。

参加者はブラックまたはグレーのボトルを選び、お好きなメッセージを記入し文字の色や大きさを決定。FabCafe Nagoyaの優秀なオペレーターの方にレイアウト&UVプリントをお任せして完成を待つ間に次の工程へ。続いてはコーヒーの栽培から焙煎豆までにいたるストーリーをぎゅっぎゅっと凝縮してご紹介。コーヒーノキの芽吹きやコーヒーチェリーからぷるんとコーヒー豆を取り出す様子には驚きと感動の声が上がりました。

続いて同じレイヤードヒサヤオオドオリパーク内にあるHARIO CAFEさんから講師をお招きし、今年発売した1回抽出ドリッパー「MUGEN」を体験!難しいとおもわれがちなハンドドリップを誰でも簡単に、いつでも再現可能な風味を楽しめるMUGENの魅力を体験していただきました。
そしてちょうどコーヒーが抽出し終わった頃、手元にマイボトルが到着!おなまえやメッセージ、珈琲博覧日のロゴを入れてくださるかたもいて、それぞれ出来上がったマイボトルに大満足の様子でした。
できたてのマイボトルに自分で淹れたコーヒーを注ぎ、バッグに入れて持ち帰っていただく姿はまさにスティックボトルのもっともふさわしい使い道!とっても充実した気持ちでお客さまをお見送りしました。

珈琲物産會という初の試みで、コーヒーをその場で飲み比べしたいというお客さまのご希望にはお答えできなかったと存じます。
安心してコーヒーを飲んで談笑して楽しんでいただける日がやってきたら「珈琲博覧日」をかならず開催いたします!その時までコーヒーにまつわるさまざまなイベントでお目にかかれることを楽しみにしております。

珈琲物産會 出店者紹介「SHRUB COFFEE」

三重県桑名市の閑静な住宅街にあるSHRUB COFFEEさん。
世界各地のコーヒー農園にオーナー自らが足を運び、厳選した生豆や焙煎豆を揃えています。
同じ農園の豆でも栽培品種や精製方法などの違いで異なる個性が生まれることを実感できる繊細な焙煎。
気象条件や農業によって育まれた高品質なコーヒー豆だけが持つ豊かな風味を楽しめます。

現在おもに扱うのはニカラグア【カサブランカ農園/エルポルベニール農園】とルワンダ【ガコ農園/ルワムエル地区/ギシャンブ地区】。
どちらも生産者と深く関わり、地道な取り組みを重ねながら作り上げるコーヒー。持続可能なコーヒー生産のために、生産国と協働する活動や国内での普及活動も積極的に行っています。

また、カッピングセミナーやコーヒー教室も定期的に開催し、より深いコーヒーの楽しみ方や選び方を一般の方はもちろん、開業を目指す人向けにも伝えています。
特にカッピングセミナーでは世界中のカップオブエクセレンス入賞ロットを使用し、より微妙な風味の違いを体感できる貴重な機会となっています。

コーヒーのことをより深く知りたい方、コーヒーのことをもっと語り合いたい方におすすめのお店。
珈琲物産會の会場となるFabCafe NagoyaでもSHRUB COFFEEさんのルワンダコーヒーを楽しめますのでぜひどうぞ!

12月18日の珈琲物産會の出品は
コーヒー豆 ニカラグア エルポルベニール農園 (ハバ オレンジハニー/パカマラ ナチュラル)各100g

マイボトルづくり&MUGEN体験ワークショップで、SHRUB COFFEEさんのルワンダコーヒー【ガコ農園】をお楽しみいただけます。

珈琲物産會 出店者紹介「HARIO CAFE & Lampwork Factory」

久屋大通公園にあるHARIO CAFE & Lampwork Factoryは1921年の創業以来多くのコーヒー器具を企画開発してきたHARIOの直営カフェと、職人によるハンドメイドのガラスアクセサリーを販売するお店。

HARIOはサイフォンやV60ドリッパーなどのコーヒー抽出器具が有名ですが、そのはじまりはフラスコやビーカーなど理化学用品の製造・販売を手がけるメーカー。
そこで培われたガラス職人の技術継承としてはじめたLampwork Factoryでは、ひとつひとつ丁寧に作られたガラスアクセサリーを企画・販売しています。

併設するカフェでは関東のロースターから買い付けたコーヒー豆をラインアップ。名古屋にいながら関東のコーヒーを楽しめる貴重な場所です。
関東以外にもこの地域のロースターとのコラボもあり、今後はさらに地域と繋がる商品展開に期待が高まります。

カフェマネージャーの大須賀さんは、初出店した名古屋店ではコーヒー抽出器具のラボとしての機能が活かされており、直接消費者からの意見を聞くことができることを有意義に感じると語ります。

HARIO製品の特徴や魅力を伝えるため、定期的にコーヒーのワークショップを開催したり、出張ワークショップとして近隣のカフェに出向くなど精力的に活動されています。

ほとんどのバリスタが使用したことのある、HARIO器具の専門店が名古屋にもあることで、より多様なコーヒーの楽しみ方が普及していくと感じました。

12月18日の珈琲物産會では出品のほか、マイボトルづくりワークショップで「MUGEN」を使ったコーヒーの淹れ方を教えていただきます。誰にでも簡単に淹れられる1回抽出ドリッパーをぜひ体感してください!

12月18日 珈琲物産會出品
◎V60 1回抽出ドリッパー「MUGEN」
◎V60ペーパーフィルター02 W 40枚

珈琲物産會 出店者紹介「ラクダカフェ」

月に一度だけ開く注文焙煎のお店ラクダカフェには実店舗はありません。毎月の焙煎日はSNSで猫店長がお知らせしています。

お客さまとの大切なつながりは月末に焙煎してお届けするコーヒー豆に添える小さなお手紙。
ご注文いただいたひとりひとりのお顔を思い浮かべながら、ささやかな出来事を書いています。

そして時々、コーヒーワークショップを開いたり、イベントに出店したり。
山のうえの小さなお店えんがわさんでは定期的に産地のお話し&淹れ方などを、今年は東谷山フルーツパークや天空のアグリパークさんで手網焙煎ワークショップを開催。
生豆を見るのもはじめて、ましてや自分でコーヒーの焙煎ができるなんて!と驚きと歓喜にあふれた時間でした。

もし世界からコーヒーがなくなったら

ものがあふれる日本では想像しにくいですが、そんな未来が訪れるかも知れません。
焙煎を通じてコーヒー生産地とお客さまをつなぐ役割ができたら…そんな想いから、子どもたちの未来のために土壌支援活動を行う《コーヒー生産地と協働する会》 @fromsoiltocup とルワンダの健康保険サポートプロジェクト @coffee_farmers_support に携わっています。

小さなちいさな焙煎店だからこそお客さまひとりひとりとつながることができる。
コーヒーを愛するひとりとして、小さなことでも今できることを考えていきたいと思っています。

12月18日 珈琲物産會 出品
◎ルワンダコーヒー 100g×1袋
◎珈琲物産會限定ブレンド 100g×1袋
◎猫店長ドリップバッグ 1個

珈琲物産會ではマイボトル作り&MUGEN体験のワークショップを担当します🎶

珈琲物産會 出店者紹介「山のうえの小さなお店えんがわ」

標高819mの経ヶ峯のふもと、畑が広がる山腹にぽつんと建つ緑の屋根の一軒家。晴れた日には畑ごしの遙か遠くに伊勢湾を臨む、心地よい隠れ家のようなカフェです。

ご近所のおじいちゃんたちがあれこれ相談して建ててくれた山小屋風の建物には小さな縁側。ここに来ると日常の喧噪とは隔絶された、静かで穏やかな時間が流れています。

店主の紀平裕子さんは華奢で小柄な見た目からは想像できないほど、パワフルで行動力にあふれた人。世界各地で料理教室を開いて稼ぎながら旅したり、これだ!と思えば人でもモノでも何にでもとことん追いかけて自分の感覚で確かめていきます。
そんな紀平さんが作る料理や焼き菓子はとても素朴で、はじめてなのにどこか懐かしい、あたたかさに包まれています。

育ちがわかる食材を使うこと
作り手の顔が見える食べ物を提供すること
それは 細胞が喜ぶ食べ物

三重県産小麦と桑名の米油を使った噛めば噛むほど味わい深い石窯パンやワッフル。生地やソース、アンチョビや生ハムまでも手作りの石窯ピザなど朝ごはんからランチまでひとつも手を抜くことのない料理が楽しめます。

そして素材にとことんこだわり抜いた焼き菓子の数々。使いたいもの、作りたいものに熱中するあまり、原価を無視しちゃっていましたと笑う紀平さん。
ザクザクとした食感が楽しいビスコッティは伝統的な古いレシピを復刻したもので店頭に並べるそばからたちまち売れていく大人気商品。塩はちみつクッキーは四日市の川村養蜂場のはちみつをこれでもかとたっぷり使い塩でアクセントを付けています。

自宅でもえんがわさんのごはんが食べてみたい!という方にオススメなのが毎月おそうざいが届く「おそうざい定期便」。世界の料理から日本のおばあちゃん料理まで!幅広いレパートリーのなかから厳選した美味しいおそうざいが届きます。
「おうちでおやつ定期便」はおやつとともに、おやつの話にまつわるイラストや写真のカードが届く楽しい定期便が素敵なオリジナル缶で届きます。

好奇心たっぷりなえんがわさんの料理やお菓子は、食べるだけで旅気分を味わえたり、ひとときの安らぎをもたらしてくれたり、不思議な魅力にあふれています。

12月18日の珈琲物産會では
◎塩はちみつクッキーと自家製ジャム【川村養蜂場コラボ @kawamurabee
◎米粉と小麦の黒糖クッキーと自家製ジャム【つじ農園コラボ @tsuji_nouen
の2種類を出品。

珈琲物産會当日には作り手の紀平裕子さんが山から下りてボランティアスタッフとして参加してくださることになりました!
ぜひ皆さん、遊びに来てくださいね!🎶

1,3,5枚目の写真 photo by Sz

珈琲物産會 出店者紹介「BASE COFFEE」

コーヒー豆屋として2014年に開業したBASE COFFEEさんは一宮を皮切りに、覚王山(名古屋市千種区)、御園通(名古屋市中区)、セントラルパーク(名古屋市中区)と展開。さらにこの12月16日には60種類のドリップバッグが揃うドリップバッグ専門店【BASE COFFEE Classic】がオープンします!

【BASE COFFEE Classic】があるのは一宮(尾州)の主要産業である繊維業の集積地として約50年前に形成された「せんい団地」の一角、現在は「渋ビル」で注目を集めるエリア。

もともと生豆を仕入れて焙煎し販売するというコーヒーづくりのシンプルな工程が好きで独立開業したというオーナーの加藤伸謙さん。ルワンダ、ミャンマー、東ティモールなど日本では馴染みがなくても、ひたむきにコーヒー栽培に取り組む生産者と長く丁寧に付き合いながら、その素晴らしさをお客さまに届けたいと考えて日々焙煎しています。

産地・焙煎・ブレンド・精製などさまざまな違いにより、甘み・苦み・酸味など多様な風味が生まれるコーヒー。

それぞれのコーヒーの風味を確認するためにカッピングして飲み比べることは焙煎者にとっては当たり前のことですが、一般の消費者にとって何種類ものコーヒー豆を揃えてカッピングするのはまず不可能なこと。

焙煎したての美味しいコーヒー豆はある。

それを専門的な技術や知識がなくても気軽に楽しめるようにと考えたのが、銘柄・焙煎などひとつとして同じものがない《ドリップバッグ》で提案すること。浸漬式のコーヒーバッグなので、カップに入れてお湯を注ぎ約4分じっくり待つだけで、深い味わいと個性が抽出できます。

パッケージのデザインもすべて異なる60種類!産地や焙煎度で悩みになやんで選んでも、その日の気分でジャケ買いしても。

ふたりでそれぞれ違うドリップバッグを選んで淹れれば、もうそこで2種類の飲み比べができる。コーヒーの多様性をおうちでも手軽に体感してもらいたいと加藤さんは語ります。

1号店【BASE COFFEE Ichinomiya】は平日限定ランチセットや季節の果物たっぷりの週末限定スイーツが人気のコーヒー&デリのお店。

伝統と新しさが共存するディープなエリア覚王山にある2号店【BASE COFFEE kakuozan】はアート系のワークショップも開催されるカフェ。

歌舞伎興行で有名な御園座のちょっと南にある3号店【BASE COFFEE misonodori】はテイクアウトに便利なお店。

そして今年の春オープンした4号店【BASE COFFEE centralpark】は中部電力 MIRAI TOWER(名古屋テレビ塔)の真下あたり、栄地下街セントラルパークにあるお洒落な空間。さらにドリップバッグ専門店の5号店【BASE COFFEE Classic】も間もなくオープンします!

さまざまなシーンや気分で使い分けて楽しみたいBASE COFFEEさんの5つのお店。

《コーヒーの多様性》をそのまま体現するお店づくりには、コーヒーの奥深さをより多くの人に届けたいという想いが込められています。

珈琲物産會 出店者紹介「イトウコーヒー本店」

コーヒー!コーヒー!イトウコーヒー
イトウコーヒーさん @i.c.s.coffee は1951年創業、今年で71年目を迎える名古屋の老舗ロースター。
業務用を中心に地域に愛されるコーヒーを目指して、喫茶黎明期から名古屋のコーヒー文化を支えてきた会社です。

名古屋市東区にあるイトウコーヒー本店は焙煎工場から直送される新鮮なコーヒーをはじめ、その場で焙煎できるスペシャルティコーヒーを扱う直営店。
店長の奥田直也さんのオススメは2020年にリニューアルした「カラコールブレンド」。カラコールとは3~5%しか収穫できない希少な丸豆(ピーベリー)のことで、ころんと小さな形からスペイン語で「カラコール(かたつむり)」と呼ばれています。

創業者がコロンビアのナリーニョ地方のカラコールに惚れ込み、「でんでん虫という名の珈琲 カラコールブレンド」として発売して以来、30年以上愛され続けてきました。
2020年その慣れ親しんだ味を見直し、8種類の豆をブレンドして新たに生まれ変わった「カラコールブレンド」。パッケージもシンプルながら目を惹くデザインに刷新!炭焼珈琲・ブレンド・ストレートの3種類から選べます。

もう一度カラコールブレンドと向き合い、ひとつの目標を達成できたことで、イトウコーヒーの歴史と伝統という芯となる部分を改めて実感できたと語る奥田さん。
今年、お店の前にカラコールがいつでも買える「コーヒー豆の自動販売機」を設置!全国でも数ヶ所しかないコーヒー豆自動販売機のなかでも、ペットボトルで販売するのはイトウコーヒーさんだけ。
「ペットボトルなのに、そのまま飲めないコーヒー!?」としても話題になっているそうです。

お店のもうひとつのオススメはその場でできる生豆焙煎。オリジナルブレンドからスペシャルティコーヒーまで常時15種類程度の豆が揃います。最近の人気はカフェインレスコーヒー、小さな子どものいるお母さんや、夜にコーヒータイムを楽しみたい人が買い求めていくそうです。

また、創業70周年を記念してオリジナルコーヒー缶やマグカップなどを使いやすいサイズ感で復刻。昔のものを大切にしながらも、今の暮らしにちょうど良いコーヒーグッズを提案しています。

12月18日の珈琲物産會ではカラコールづくしを出品!
カラコール(ブレンド/ストレート/炭焼珈琲のいずれか1種類)
コーヒー豆200g+ドリップバッグ1個セット

幅広い世代のコーヒー好きに届けたいイトウコーヒーさんのコーヒー豆。
懐かしくも新しい味わいがこれからも名古屋のコーヒー文化を支えていきます。

珈琲物産會 出店者紹介「CafeOne」

名古屋市中区丸の内。地下に続く階段を降りるとそこに日常に寄り添うカフェ【CafeOne】@cafeone_nagoya_marunouchiがあります。
店内は広々としてとても落ち着いた雰囲気。カウンターには数々のトロフィーや盾が並んでいます。これらは一体何なのか聞いていきたいと思います。

waCafeOneさんは「Only Oneなカフェに」という想いを込めて東京の自由が丘に開業(現在はcloseしています)。その後、名古屋市千種区本山に2号店を開き、現在はこの丸の内に移転して東京から数えて15年目を迎えました。マグカップには犬(ごんたさん)をモチーフにしたデザインが描かれており、東京の店舗には、看板犬もいたとのことです。

カフェを選ぶとき、そのときの気分で、ご飯なら、スイーツなら、コーヒーなら、とお気に入りのお店があると思います。
そのすべてのニーズを満たせるように心を配られたメニュー構成。
ランチは毎日来ても飽きのこない日替わりメニュー。季節ごとに変わるスイーツもすべてお店で手作りしています。
コーヒーはカフェラテとの相性にこだわり、焙煎の段階から開発に携わった豆楽さんの豆。コーヒーとミルクの一体感をしっかりと味わえます。
カフェラテへのこだわりはお客さまを楽しませる見た目にも現れています。
店長の高山さんをはじめ、ラテアートの世界大会で入賞経験のあるスタッフが在籍しており、カウンターにずらりと並んだトロフィーや盾はその輝かしい受賞歴の証でした。

定期的にラテアートの大会やマルシェを開催しており、それも訪れる人を飽きさせない秘訣です。
店内やメニューが洗練され、居心地の良いCafe Oneさんは都会のオアシスのような存在でした。

今回、珈琲物産會に並ぶのは、高山店長が作るスイーツセット。名物の動物クッキーは可愛く、美味しく、必見です。

珈琲物産會 出店者紹介「.N」

.N(ドットエヌ)さん @dot.n_coffeerosters はオープンから9年目を迎える今年5月、店名を《波家》からリニューアル。ドットはひと区切り、エヌは愛着のある波家の頭文字であり新しい波《NEW》という意味を込めました。

コーヒー片手に軽やかに自転車に乗る人、ちょっとレトロなイラストの看板。
「.N」と描かれた扉を開けると、富士ローヤルの1kgの焙煎機が目に入ってきます。
もともと実家が喫茶店を営むオーナーの千葉剛功さんは、根っからのコーヒー好き。自然にコーヒーの道へと進み、さらに自分で焙煎する道を選びました。
焙煎はあらかじめ決まったゴールのない作業。その時々に仕入れた生豆と向き合いながら、自分の目指す味に近づけていく作業はとても奥深く面白いと語ります。

アメリカの古き良き時代のビンテージ家具や小物たちに囲まれた店内。コーヒーカップはファイヤーキング、チョコレートがちょこんと乗っている器もアンティークの焼き型、すべてに千葉さんのこだわりが詰まっています。

昔と今の店名に込めた《波》という言葉には心や体の「リズム」という意味があります。
季節の野菜や果物を食べて体のリズムを整えたり、人とふれあうことの大切さ。
お店のある地域、名古屋市天白区を拠点にしているお店のオーナーやアーティストと連携を深めて何か面白いことができないかと考えているそう。人とふれあうことが大好きで愛嬌のある千葉さんならではの活動だと思います。

看板メニューのクリームケーキサンドは苺・栗・シャインマスカットなど季節のくだものをたっぷり使った《片手で食べられる》ケーキ。自家製天然酵母のパンと野菜たっぷりのスープセットはオープン以来息の長い定番メニュー。さらにリニューアル後からはじめたという「今月のカレー」は季節の野菜&香辛料をたっぷり使ったこだわりの味。朝から注文する人もいるくらいの人気ぶりで、今月は大根とポークのカレーです🎶

千葉さんは自分の目と舌で選んだスペシャルティコーヒーをその個性に合わせて煎り方を変えて、若い世代から年配の方までさまざまなお客さまの要望に応えられるようにしていると語ってくださいました。
それは珈琲博覧日《珈琲物産會》がテーマに掲げる《コーヒーの多様性》と同じ。
コーヒーは嗜好品だからこそ人の好みはさまざま、浅煎りから深煎り、ハンドドリップにエスプレッソ、レトロ喫茶から自家焙煎店までいろいろ選べるからこそ面白い。
珈琲博覧日《珈琲物産會》は自分の好み、贈る方の好み、季節、味わう時間…その場面にぴったりなコーヒー選びを楽しめる一日を提案します。

.Nさんの珈琲物産會出品内容はまだ秘密
12月18日の会場でぜひお確かめくださいね。

珈琲物産會 出店者紹介「共和コーヒー」

今日はコーヒーのある暮らし🎶
共和コーヒーさん @kyowacoffee は1960年創業、さまざまなニーズに応じたコーヒーをお客さまとともに考え提案し、コーヒーのある暮らしを支えてきた老舗ロースター。炭火焙煎コーヒーのパイオニア的存在です。

25kgのPROBATを炭火焙煎用として独自に改良した世界でひとつの直火式炭火焙煎機を使用。世界中から厳選した生豆を研磨機にかけて不純物を取り除くところから始まります。このように生豆を「研磨」する工程を目にするのははじめて!表面をさらりと研磨するだけなのですが、仕上がりには大きな差が生まれるそうです。

そこから生豆をセットし、いよいよ焙煎スタート。炭火焙煎の難しいところはなんと言っても火加減を安定させること。焙煎機に取り付けられた熱源・釜・排気の3つの温度計を慎重に確認しながら、炭を投入したり風を送って火加減を微調整していきます。使用する炭は生産者も指定するというこだわりの「紀州備長炭馬目小丸」、叩くとキーンと響く金属音がして硬さと品質の高さが伝わってきます。

焙煎が進み水分が抜けてくるといよいよハゼが近づいてきます。炭火はガスに比べて温度が低いため、じっくりと長時間かけて焼き上げることも特徴のひとつ。炭火の効果で豆の中からふっくらと火が通り、表面だけが焼けることを防ぎます。

いよいよ焙煎完了!湧き上がる蒸気とともにザーッという音を立てて焙煎豆が排出される様子はまさに圧巻!豆の表面がオイルで包まれたつややかな炭火焼焙煎コーヒーが仕上がりました。

実際にいただいてみると切れのある喉越しの良さに驚き!「炭火」というイメージから苦いだけのコーヒーなのでは?などとは言わせない、ふくよかな香りと甘みが広がり、その1杯がまさに至福の一杯となりました。

炭火焼焙煎珈琲だからという理由だけで敬遠されたくないと語る三代目の村田恵美さん。
多様なコーヒーの焙煎や楽しみ方があるからこそ、一度飲んで確かめて欲しい。「炭火=苦いだけ」とはまったく違う価値観がそこに生まれます。
手間暇かけて作られる炭火焙煎はまさに職人の技。ストレートでもブレンドでも美味しいコーヒーを目指して日々進化し続ける炭火焙煎の世界の奥深さを体感しました。

◉12月18日 珈琲物産會 出品内容
備長炭で焙煎した炭焼コロンビア ナリーニョ 200g